マリー・アントワネット FGO鯖性能評価その5【最不遇】
軌道に乗って第3回、というわけで今回は麗しの姫君、マリー・アントワネットについて書いていこうと思います。自分はマリーには結構思い入れがあって、2015年の初の星4配布の時には彼女を選んだりしましたし、フォウくんがまだ希少資源だったあの頃に速攻でフォウマにしたりと結構自分なりに熱心に育成した鯖だったりします。しかし悲しいかな、マリーはびっくりするくらいしんどい境遇に置かれているというのは事実でしょう。先日宝具強化が実装されましたがより一層「下手な攻撃宝具より下手なサポート宝具の方が強い」という感を強める結果にを終わったような気がします。激おこです。というわけでどのへんがしんどいか見ていきましょう。
総合 | 高難易度 | 周回 |
---|---|---|
最低 | 低 | 最低 |
1. 絶望的なカード性能
まず最初に、何よりもカード性能がひどすぎます。謎光弾勢の筆頭であり、謎光弾のデメリットだけを背負わされている悲劇の姫君。特にArts性能は流石に低すぎるますね。ATKも低く全てにおいてカードを切ることそのものがデメリットにしかなりません。
2. 火力の無さ
そして低ATKに加えて一切の火力バフを持たない彼女は火力が全く出ません。宝具は普通に宝物庫の扉を倒し逃します(宝具強化をもらった今ではその問題は解消しましたが、依然低いのには変わりないです)し、通常攻撃でもダメージはほぼ稼げません。とにかく攻撃そのものが苦手なのでせめて宝具は攻撃宝具では無くて補助宝具であればよかった、と思います(それでも星を吸ってしまうのでサポートはし辛いですが)。以前はサポート宝具<<<<攻撃宝具、だと思っていましたが最近はとにかく、下手な攻撃宝具を作るくらいなら、まだ、下手なサポート宝具のほうがマシだと思うようになりました。
3. スキルの無さ
以上とにかく宝具と素殴りに難があることは書いたとおりですが、スキルもかなりきついです。
まず最初の魅了は異性単体限定の上にスキルまでも確率80%、折角仮想的はキャスター、バーサーカーと対魔力もちがいないのですで失敗するというのは致命的です(第3スキルと合わせればよいわけですがCTも微妙に噛み合ってなかったりで悲しみが大きいです)。
次に本来なら最強級とすら言える生存性能の権化のようなスキル「麗しの姫君」は残念ながらこれも有効活用は出来ないことが多いです。というのも生き残ってもすることがないからです。徒に星を吸い、メインアタッカーやメインサポーターのカードを減らすだけで生き残る恩恵がないのです。また殿を任せるにはクーフーリンと違い他のスキルに難がありまた火力が足りません。せめて星を吸わず、他のスキルと宝具がサポート向きであったらこのスキルのおかげで強鯖に慣れたかも知れませんが現実は厳しいです。
最後に神の恩寵ですが、神様はあまりにも酷いのではないか、と感じる謎の精神以上付与成功率UP。これで確かに魅惑の美声を確定させることが出来ますが、スキルを2つ使って単体男性を1ターン足止めは流石にコスパが悪いです。他にもっと精神異常付与スキルや宝具があるか、味方全体が対象だったら別ですが、魅了のためだけのスキルと考えると使いみちがなさすぎます。おまけの回復は悪くはないですが麗しの姫君でも書いたとおり生存する意味がないので_(:3」∠)_
以上とにかくスキルもキツイです。
4. 結論
結論として生存能力が高くても結局生き残ってもやることがない、どころか星を吸ってしまってキツイ、これに尽きます。レア度4のせいでコストも食べてしまうため、現状愛以外での採用理由がかなり厳しいです。すごいしょうもない宝具強化で強化枠を使ってしまったところも悲しみが深いです。
マリーのキャラや雰囲気は大好きなので本当にとにかくなんとかしてほしいです。とりあえずカード性能を見直してスキルも1から考え直してほしいですね。もはや一筋縄では行かないのは仕方ないので一筋づつでよいから前進してほしいですね。