FGO高難易度RTAのすゝめ
みなさんこんばんは。最近はどうですか? FGOやってますか? 私は……まあやってます。昔ほどがっつりではなくまったりイベントをこなす日々です。まあそもそもガッツリやるような設計のゲームでもないのでこれくらいがちょうどいいのではないかと思います。
さて、今日はFGOの新たな可能性を提示する遊び方、高難易度RTAについてご紹介したいと思います。最近私がTwitter上でよく開催しているやつです。
まあどんなゲームもやりきるとRTAに行き着くというのが必定というか、自分の好きなRTAはピクミンマシンパーツ全回収RTAですね。あれは芸術品。まじで。
というわけでFGO高難易度RTAのすゝめ、ということで高難易度RTAについての紹介と宣伝をしたいと思います! いぇい!
- 1. そもそもRTAとはなんぞや?
- 2. RTAのルール
- 2.5 RTAの参加方法
- 3. RTAとTAの違い
- 4. RTAの面白さ
- 5. RTAの問題点
- 6. RTAのコツ
- 7. 今までの結果
- 8. まとめ
1. そもそもRTAとはなんぞや?
RTAはReal Time Attackの略で要するにクリアまでの実時間を競う催しです。攻略が一番早いのは誰か! という極めてシンプル、しかし非常に奥深い競技です。ピクミンRTAの例
www.youtube.com
だとゲームの起動からパーツ全回収までの実時間を協議していますがFGOの高難易度RTA場合は高難易度の開始から終了までの計測になります。以下のような感じですね。
仕事終わった〜
— P.A.9@FGO周回enjoy勢 (@P_A_9_FGO) 2018年11月22日
最近0時過ぎに終わる事が多くて
TL見れてないですが…
復刻:冥界のメリークリスマスも
最終日なので最後にネタ動画!
【高難易度】妖精乱舞
RTAのTAはっじまるよ〜!
タイム計測区間は
FATAL BATTLE 1/1
↓
勝利〜BATTLE FINISH〜
のBGMが鳴り出すまでです!
記録:2分19秒 pic.twitter.com/gyb07nCx5D
プリズマ☆ライブ!高難易度RTA
— Mokona=Lagu (@snowdroptree) 2019年1月30日
クリアタイム 2分14秒
●タイム計測区間
FINAL BATTLE〜勝利のBGMの鳴り始めまで
改善すべき点はある#FGO高難易度RTA pic.twitter.com/RG5AUsKlrP
2. RTAのルール
自分が最初に提示したルールは以下のようなものでした。
基本的にはこんな感じです。いくつか補足しておくと、高難易度RTA参加者募集中
— なつみかん@FGO (@ishtar142) 2019年1月12日
[ルール]
・クエスト開始からクリアまでの時間を競うタイムアタック(fatal battleからQuest clearまで)
・令呪の使用は禁止
・その他の制限は基本的に無し、パーティや礼装全て自由
・参加者は証拠としての動画を撮る
〜挑戦者求む〜
- FATAL BATTLEの出始め、QUEST CLEARの出始めがはっきりわかるように余裕を持って録画してください(録画時間で不利にはならないよう確認は私がちゃんとします)
- 動画は140秒以内にしないとTwitterにアップできないので注意です
- タスキルはご自由にどうぞ(不利なので基本的にはやらないはず)
- 端末による有利不利は一切考慮せず純粋な時間のみの勝負です
- 参加する際は#FGO高難易度RTA のハッシュタグをつけて動画とともにツイートしてください(タグがないと見つけられない可能性が高いです)
といったところですかね。
2.5 RTAの参加方法
Twitter上で#FGO高難易度RTA とハッシュタグをつけて動画を上げればそれだけでおしまいです。参加完了です。あとは多分私がハッシュタグ検索で見つけてふぁぼRTするかと思います。してなかったら気づいてないかも知れないので私のアカウント@ishtar142に連絡ください。ね? 簡単でしょ?
3. RTAとTAの違い
RTAとは別にFGOにおいてはTAという文化があります。これはTurn Attackの略で要するにクリアまで何ターンかかったか、というターン数をいかに短くするか、という競技です。多くの場合このTAになにかの縛りを加えた縛り付きTAが主流ですね(例:特攻礼装なし、宝具なし、星5なし等々)。このTAは時間はいくらかけてもよく、タスクキルなども(たぶん)OK、とにかくターンを短くすることがルールです。一方RTAはターン数はいくらかけてもよく、タスクキルなどもOK、とにかくかかった時間を短くするというルールです。両者はコンセプトとしては微妙に違います。違いますが基本的にはRTAではTAも兼ねる、つまりRTAは普通最短ターンでの攻略が必須となるので、事実上は縛りなしのTAよりRTAのほうが難易度が高いです。ある種のFGO勢の行き着くはて、とでも言うべき存在でしょうか。
まとめると以下の感じですね。
RTA (Real Time Attack)
- クリア時間を競う
- 令呪禁止
- ターン数は自由(ただし普通は最短ターンでの攻略になる)
- タスキルは事実上不可能(時間ロスにしかならない)
- プレイ端末でのロード時間格差がある(Andoroidは明確に不利、というか無理)
- 縛りなどは設けないのが普通
- 明確な競技性があり甲乙がつく
- 画面録画が必須
TA (Turn Attack)
- クリアターン数を競う
- 令呪禁止
- ターン数は最短
- 時間は自由
- タスキル可能(人による)
- プレイ端末でのロード時間格差がない
- 各自縛りを設けることが多い
- クリアしたか否か、が大事であり一部を除き競技にはなりにくい(例外:わんぱくカーマTA)
- 画面録画は必須ではない(令呪を使っていない証明のためにもしている人が多い)
4. RTAの面白さ
次にRTAの面白さについて私個人の感じているところをつらつらと書いてみようかと思います。あ、ちなみに私は一度も協議には参加したことがないです。基本的に企画、集計をメインにしている側で参加はできないのです。まあ、そういうRTAウォッチャーの視点で、いざ。
競技性が明確に存在すること
これが一番大事ですね。時間という定量的な数字を競い合うので明確な競技になります。短いほうが基本的に偉いのです。ここがTAと比べたときの特徴でもあって、飽くなき探究にもなりうるので重要な部分だな、と思います。
単純に早くクリアするのがすごいこと
高難易度は自分なんかもそうですがそんなにサクッと終わらないのが普通です。普通にやれば短くて12~15ターンとか、長いと40~50ターンかかったりあるいはもっとかかったりすることもあったりで、最短で時間を競う、というのはそれだけで驚きです。そういう意味でもギミックをうまくいなしてクリアするというのはなかなかおもしろいです。
思わぬ鯖が活躍したりもすること
初期の頃はギルガメッシュの宝具が暴れましたが、次の大会ではパラケルススやフラン、アストルフォが活躍、更に次はマーリンバサスロによるクリ殴りに転換し水着BBの時代が到来、槍玉藻、ゴルゴーン、ブリュンヒルデ、シトナイ、エイリーク等々サーヴァントの活躍の幅は案外広いです。思わぬ鯖が活躍できたりする面白さも一つの魅力ですね。
駆け引きがありうること
このスキルは使うと時短できるけどスキル時間自体は長いので使うか迷う、というような駆け引きがRTAでは起きえます。このような部分の裁量と駆け引きが非常に面白いところ、見どころになります。まあそうならないことも多かったりするのですが、これから盛り上がったらもっとそういう部分が増えて、楽しいかな、なんて……。
5. RTAの問題点
次にRTAの問題点についても書いておこうと思います。今後の課題というか、このゲームの限界というか……。
参入難度が高すぎる
まあまずこれですね。やはりやりきった人の遊びみたいなところがあるので参入難度はかなり高いですね。スカディ、マーリン、水着BB、凸星礼装、凸カレスコ、アタッカーの宝具レベル、などはやはりあるに越したことはなく、その辺のゲームの中ではない、金銭での参入障壁が非常に高く、都会でやるアルペンスキーのような厳しさがあります。こればかりはどうしようもないですが、厳しいといえば厳しいですね。最近の傾向として宝具レベルがそこまで重要ではないことが多いのはありがたいところですね。
また、高難易度の解放もだいたいクエスト全クリアの後だったりしてそういう意味でもやるまでが長い問題がありますね。
録画が大変
これはFGOに限らずRTA全般についてですが録画しそびれたらおしまいみたいなところがあるのがきついですね。しかも録画できてるかどうか、競技中は確認しづらいですからそういう意味でも厳しさはあります。
参加者が少ない
これは最初に書いた理由から仕方ないですが競技者は少ないです。TAのほうが流行ってますかね。今後の課題ですが難しい課題でもあります。まあ今のまままったりでも良いといえば良いのですがね。
聖杯金フォウなどの有利不利がついてしまう
これが地味な問題で競技性の観点で言えば聖杯のような回数の限られた存在で存在で下駄が履けるのはやや問題とも言えます。礼装レベルなどはまだ良いのですが、誰に聖杯を使ったほうが有利、みたいなのがあまりにも起きすぎるとゲームの本来の楽しみ方にも影響してしまいそうでそこは一つの課題ですね。
こんなところでしょうか。自分自身あまり参加できない身なので、こういった課題は深刻だなあ、なんて思います。まあ所詮はちょっとした余興の企画ですから参加者と楽しくやれたらそれで十分かもですけどね。
6. RTAのコツ
今まで6回ほどRTAの大会をTwitter上で開催してきました(2019/4/14現在)。その上で時間を短くするコツとおすすめサーヴァントを簡単に記しておこうと思います。
時間を短くするコツ
- 宝具よりクリ殴りでダメージを稼ぐ(結果として宝具レベルは重要ではないことも)
- 敵をスタンさせてなるべく行動させないほうが良い、特に宝具は撃たせたくない
- チェインはしないほうがいい
- ダメージ量がどうなるかは予め計算して無駄なスキルは撃たない
- 星獲得礼装は便利
- 結局は試行回数
おすすめの計算サイト
fgo.boyakin.net
といった感じでしょうか。あくまで今までの傾向程度で今後の競技の方向でまた変わってくるかも知れませんね。
おすすめサーヴァント
スカサハ=スカディ
ランキングはほとんど彼女の名前で埋まる。それくらい大きな存在。その割に実はスカディでの優勝はそこまで多くなかったりするという二重に不思議な存在。とはいえいるに越したことはない。
マーリン
登場頻度はすごく多くはないが優勝経験が豊富な花のお兄さん。英雄作成のクリ殴りはやはり正義。宝具補助もやはり正義
水着BB
RTAの裏番長。ここ最近のRTAではほぼ彼女が関与している。カード固定がとにかく優秀でクリ殴りが優秀なRTAに噛み合っている。1T目にカードが来ればリセマラしなくて良くなるのも大きい。ある意味今のRTAの1番大きな参入障壁かもしれない。
孔明
上3人に比べると存在感は少し落ちるがやはり優秀な存在。最近は特に存在感が希薄。宝具が強い環境になれば返り咲くかな……?
ケイローン
TAではよく見るバフ名人。クリバフにしろカードバフにしろ優秀で有能。ただ星を吸うのが少し嫌なので早めの退場が推奨される。RTAではそこまで見ないけど全く見ないわけではないかな、という感じ。
アーラシュ
やはりアーラシュは偉い。取り巻きの掃討や、1wave目崩しなどで一定の役割は保証されている。ただ消滅時間の関係から出番がすごく多いわけではない。
7. 今までの結果
今(2019/4/12)までの結果画像をここに貼っておくことにします。Twitterにも毎回アップしているものです。割と顔ぶれが違って面白いかな、と思います。ご参考までに~。
8. まとめ
まあいろいろ書きましたが基本的に適当です。少数で楽しくやってるかんじかな、と思います。割と暑い勝負でもあるので固くならず適当に参加してくれると嬉しいです。優勝できなそうでも参加者が多いと私は嬉しいので、完成した動画はタイムにかかわらずアップしてくれるととても嬉しいですね!
それではこのへんで~! 久しぶりに記事書いて疲れた……笑