FGOの間違っている日本語、英語等にツッコミを入れる回
「その先は地獄だぞ」とどこからともなく聞こえてきそうですが、ご安心を。某無限の剣製の英語にツッコミとかするわけではないです。あれはむしろ、あの文章であの日本語訳にならない英語という言語の方が間違っているのでエミヤが間違えているわけではないです(史上最強の暴論)。そうではなくもっと、細かく気になるところにちょちょっとツッコミを入れるくらいの話をしていきます。言ってしまうと野暮かもですが、まあ、でもそういうのもあるんだな程度に見てくれると嬉しいです。では参りましょう! 英霊抜き打ちテスト七番勝負、始めます!
※もしかしたらわざと間違えているものに野暮なツッコミを入れてしまうケースがあるかもしれません。その時は「ネタにマジレス奴~wwww」と笑い飛ばしてください。
さて、まずはこちらの宝具。
アイ・オブ・ザ・エウリュアレ(eye of the euryale)、スマイル・オブ・ザ・ステンノ(smile of the stheno)
まず、エウリュアレは母音始まりですから、ザではなくジのほうがいいでしょう。そして、そもそも固有名詞、それも自分の名前に定冠詞"The"を入れるのはかなり変です。神様だからいいのかな……。太陽や月がthe sun,the moonと言うようにこれもまたいいのかなぁ……。うーん。
不安になって一応調べてみましたけど
talking-english.netどうでしょう。やはり神様といえどもTheをつけるのは変な気がしますね。というわけで、何か反論があったら言ってください。それまでは
ジ・アイ・オブ・エウリュアレ(the eye of euryale),ザ・スマイル・オブ・ステンノ(the smile of stheno)
としましょう。こっちのほうが自然です。
余談ですが実際昔ワールドカップの頃、Stop the Neymar(ネイマール)というおかしな標語をよく目にしましたしどうやらなんとなくザを入れておくと安心するきらいがあるのかもですね。
さて、次はアマデウスさんのセリフ
「アイネ・クライネ・ナハトム・ジーク」
これ、この分け方は流石に変です。これはドイツ語で、
Eine kleine Nachtmusik
と書き、eineは女性不定冠詞、kleineは小さいという意味で形容詞の女性形、そしてNachtmusikはNacht(ナハト)とMusik(ムジーク)の合体で、Nachtは夜、Musikは曲、音楽という意味です。つまりは彼の星を50個出す第3スキル、、「小さな夜」の曲が日本語訳になりますが、それはともかく、「ナハトム」で切ってしまうのは、部分分数分解をぶ・ぶんぶん・すうぶん・かい、とか言っているようなものです。そういうジョークならまだしもやっぱりちょっと変ですね。とりあえず、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークに変えましょう!!
さて、次に行きましょう。次は源義経さんのセリフ
「主殿、いと、すまぬ」
これ、これは副詞、「いと」の使い方が少し変です。「いと」は普通形容詞や形容動詞を修飾するものですが「すまぬ」は「すむ」の打ち消しですから動詞です。「いとうつくしうて」とか「いとやむごとなききわには」とか、そういう使い方をするので、すまぬと合わせるのはちょっとナンセンスですかね。代替は何がいいかな、すぐには思い浮かばないので思い浮かんだら書きます。
さて、次に行きましょう。次はジャンヌ・オルタさんの宝具
ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン(La Grondement Du Haine)
これはフランス語でして、"La"は定冠詞で女性名詞に使うもの、"Grondement"は「咆哮」という意味の男性名詞、そして"du"部分冠詞で男性名詞に使うもの、そして"Haine"は女性名詞で「憎しみ」という意味ですね。つまり、それぞれ二重に間違っていますね。それぞれ、"La"を"Le"に、"Du"(de leの省略形)を"De la"(こっちには省略形はない)に直すといいですね。つまり正しくは
Le Grondement De La Haine
ですね。う~ん。これはわざとだというのが厳しいので今からでも修正したほうがいいんじゃないかな……。
発音については適当に英語読みしているということでそれはそれでいいですが、
ル・グロンドマン・デュ・ラ・エーヌ
がフランス語読みですかねー。こっちでもいいかなって思います。日本人がフランス語から感じるおしゃれさのエッセンスが詰まってる気がします。
とりあえず、英語、ドイツ語、古語、フランス語、ですね。なんか他にも色々あったような気がしたんだけどいざ書く段になると忘れちゃうものですね(7つ揃わなかった)。また思いついたらこの記事は追記しますかねー。とりあえず今回はこのへんで!